連鎖関係代名詞

英文法解説

連鎖関係代名詞とは?根本から例文で徹底解説【練習問題あり】

こんな方におすすめ

  • 連鎖関係代名詞って何?
  • 「言う・思う」があれば連鎖関係代名詞と思っている。
  • 連鎖関係代名詞を根本から理解したい。

本記事ではこういった疑問にお答えします。
今回は、連鎖関係代名詞マスターを目指しましょう。

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記事の信頼性

本記事を書いている筆者(@englishteachaon)は英語ブロガーとしてブログを運営しています。
  • 10年以上、高校生に英語を教えている経験
  • 英語検定1級
  • TOEIC900点超(現在990点を目指し、筆者自身も勉強に励んでいます。)

早速、例題で確認です。

例題

Q. 空欄に入る適切な語句を以下の選択肢から選びなさい。

The man ( ) I thought was guilty might be innocent.

(A) who
(B) what
(C) whose
(D) whom

 

 

 

 

正解は、(A) whoです。

頻出の問題なので正解した方も多いかもしれません。
しかし、なぜ(A) whoが答えなのかきちんと説明できますか?

もし、『「言う、思う」みたいな単語が関係代名詞の後ろに挿入されていたらwhoを置く』いう覚え方をしてしまっている方は要注意です。

本記事の解説でしっかり確認しましょう。

関係詞代名詞の後ろは不完全

not enough

まずは、関係代名詞の基本を思い出してみましょう。

関係代名詞の後ろは必ず不完全な文がくるんでしたね。

不完全がよく分からない方は以下の記事を読んでみてください。

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関係代名詞 who which thatなど 例文で徹底解説【練習問題あり】

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この点を踏まえて、例題を解説します。

例文

The man who I thought was guilty might be innocent.
「私が有罪だと思った男性は無実だった。」

例題の英文では、 「who I thought was guilty」が関係代名詞のかたまりですね。

関係代名詞の後ろは必ず名詞がボコっと抜ける不完全文になっています。

そして、その抜けている名詞は、必ず先行詞です(ここでは、"the man")。

つまり、先行詞を必ず関係代名詞の後ろの戻すことができます。

実際に戻してみると、「先行詞のthe man」を以下のように戻すことができます。

先行詞を関係代名詞の後ろに戻す

I thought the man was guilty

元々「the man」は、主語の位置にありましたが、「関係代名詞のwho」に変わって別の場所へ移動したため、ボコっと抜けてしまっている訳です。


もし、このような原理・原則を知らずに、『「言う、思う」みたいな単語が関係代名詞の後ろに挿入されていたらwhoを置く』と覚えていたら、
まんまと出題者のひっかけ問題に引っかかってしまいます。

出題者はにっこりです。  


では、どのように引っかかるか、具体的に以下の例題で見てましょう。

例題

Q. 空欄に入る適切な語句を以下の選択肢から選びなさい。

The man ( ) I thought kind might be not.

(A) who
(B) what
(C) whose
(D) whom

 

さて、これも冒頭の例題と同様に「I think」と「思う」が挿入されている形です。
「だから、答えは(A) who」とはなりません。  

答えは、(D) whomです。

解答

The man whom I thought kind might be not.
「私が優しいと思った男性は、優しくないかもしれません。」

繰り返しになりますが、関係代名詞の後ろは必ず不完全です。

なぜなら、本来あった名詞が関係代名詞に代わり、別の場所へ移動しているからです。


関係代名詞より後で、何がボコっと抜けているのかを必ず確認してください。

そのためには、先行詞を関係代名詞の後ろに入れてみることが大切です。  


しかし、「think」の語法を知らなければ難しいかもしれないので、簡単に確認しましょう。

「think」と聞いて、みなさんは少なくとも以下の3つをパッと思い出すようにしましょう。

 用法 例文
think (that) S V 「SがVだと思う・考える」 I think that he is kind.
「私は彼を優しいと思います。」
think about(of) 〜 「〜について思う・考える」 I am thinking about you.
「あなたのことを考えています。」
think O (to be) C  「OをCだと思う・考える」 I think him kind.
「私は彼を優しいと思います。」


例題では、think O (to be) Cが使われていて、「I thought the manO kindC」のように先行詞を戻すことができます。

つまり、目的語の位置にあった「the man(目的格)」が移動して、ボコっと抜けています。

さらに、ここで注意しなければならないのは、「who」と「whom」の違いです。

「who」と「whom」の違いは以下の通りです。

who 主格の代わりとなる
whom 目的格の代わりとなる

したがって、「who」ではなく、「whom」としなければいけないのです。(ネイティブスピーカーは「whom」なんて使わないという人がいますが、全く使わない訳ではありません。)

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関係代名詞のwhoとwhomの違いって? 例文で徹底解説

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連鎖関係代名詞 まとめ

本記事では、「連鎖関係代名詞」を解説しました。

連鎖関係代名詞は、関係代名詞の中でも難所と呼ばれる範囲です。

しかし、基本さえ押さえていれば応用になっても難しくありません。

今回確認した「関係代名詞の後ろは不完全」のポイントを必ず押さえておきましょう。

最後に練習問題で復習して、定着していきましょう。

練習問題では、ただ解けるだけでなく、「なぜその答えになるのか」を説明できるようになりましょう。
英文法のおすすめ参考書をコチラで紹介しています。

連鎖関係代名詞【練習問題 厳選6題】

厳選問題

Q. ( )の中を日本語の意味に合うように並べ替えなさい。ただし、文頭に来る語も小文字で示している。

  1. 「私がおじさんだと思った男性は全く知らない人だった。」
    (  I /  the man / was / my uncle / was / who / thought ) a total stranger.
  2. 「私が優しいと思った男性は、優しくないかもしれません。」
    ( whom / I / kind / the man / thought) might be not.
  3. 「私が試験に受かったと思った友達は落ちていた。」
    My friend ( supposed / failed / who / I  / pass /  has / the examination / would ). 
  4. 「彼は試合に勝つと私が考える選手だ」
    He ( win / is / who / will / I / think / the player / the game ).
  5. 「私がベストセラーになると思ったこの本は売れ行きがよくなかった。」
    This book ( would / which / thought / the best seller / I / be )didn't sell well.
  6. 「私が成長したと感じる生徒はナンシーだ。」
    ( the student / I / feel / is / who / has grown)Nancy

連鎖関係代名詞【練習問題 厳選6題 解答】

厳選問題

Q. ( )の中を日本語の意味に合うように並べ替えなさい。ただし、文頭に来る語も小文字で示している。

  1. 「私がおじさんだと思った男性は全く知らない人だった。」
    The man who I thought was my uncle was  a total stranger.
  2. 「私が優しいと思った男性は、優しくないかもしれません。」
    The man whom I thought kind might be not.
  3. 「私が試験に受かったと思った友達は落ちていた。」
    My friend who I supposed would pass the examination has failed.
  4. 「彼は試合に勝つと私が考える選手だ」
    He is the player who I think will win the game.
  5. 「私がベストセラーになると思ったこの本は売れ行きがよくなかった。」
    This book which I thought would be the best seller didn't sell well.
  6. 「私が成長したと感じる生徒はナンシーだ。」
    The student who I feel has grown is Nancy.

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